第2回聴覚障害者ビジネスパーソン情報交換会開催レポート

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第2回聴覚障害者ビジネスパーソン情報交換会開催レポート

開催日時 2012年5月25日(金)


第1回目は、まずは自分たちの持つ悩みは何なのか、その悩みに対してどう解決しているのか、を中心に情報交換しました。

第2回目は、ベテラン社員のお二人に今までの社会経験やそこで発生した壁、それに対してどう乗り越えたのかを中心にお話しして頂き、それに基づいて質疑応答を行いました。

ベテラン社員Aさん:
入社19年目。入った頃はパソコンもインターネットもなかった頃でした。
はじめの頃は会議の議事録を先輩が一生懸命作ってくれていたが、そのうち多忙でそれもなくなってしまいました。
そのうえ、自分と親とのコミュニケーションは口話だということを知った会社側の人が、手話を使わなくてもいいと思われて、筆談もしてくれない状況が続いていました。
そんな状況はとても苦しく会社も休みがちになり、カウンセラーにも通っていたが、12年前にアドバイスをもらって異動のきっかけがあり、今の部署に配属になりました。
自分から積極的に情報共有のための方法や、会議の効率化を考え、提案し、採用してもらえるようになり、そのおかげで会社からの信頼も厚くなり、今では部内のマネジメントや、部下の管理も含めて色々仕事を任されています。

自分なりのポイントです。
①自分のための情報共有、ではなく、自分も含めてみんなが便利になる方法を考えること
②遠慮しないで、聞こえないことはアピールし、「お互いがやりやすい形」でコミュニケーションをとる

ベテラン社員Bさん:
入社した時から、プログラマーでしたが、自分の仕事の幅を広げるために、プライベートな時間も使って、webマーケティング等について自己研鑽に励みました。そこで、知識と人脈をふやしていって、新しいプロジェクトが立ち上がる時に、webマーケティングとして異動することができました。

聞こえない立場で発表をする事が多いのですが、そのときに気をつけているのは、発表の場で、口頭で説明しなくても分かるように発表資料を充実させ、誰が見ても分かるような作り方を心がけています。

普段から、情報収集をしてネタを集めておき、コミュニケーションを誰とでもとるようにしていることで、また、社内でのSNSや、手話サークルを使って自己アピールもしています。

参加者からの声
・自分も4月から異動になるまで、ずっとパソコンに向かうだけで、誰ともしゃべらない日々が続いていました。今は上司も気を遣ってくれているので大丈夫だが、筆談をお願いして良いのかどうかとかの判断が付かなかった。これからは自分のためにも遠慮しないでお願いしようと思います。

・今は一般職だが、現状には満足しないで新しいことが出来るようにしたい。そのためにも情報収集や情報分析・情報整理をこころがけたい。

・レベルが高いと思いました。健聴の人もそこまで頑張っていないかも・・・。

スタッフより:
前回に引き続き、参加者から積極的な質問や、発言が出ており、2時間では本当に足りないと思いました。
発言している内に、心の中の悩みに気づいて、本当の壁が見えてきた方もいたようです。
第3回に向けてまだまだ悩みを抱えている方は多く、一歩一歩解決に向けてよりよい企画を目指します!
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