川崎市学校職員向けの特別支援教育研修に代表杉本が研修講師として登壇
2018年7月27日
2018年7月26日(木)、川崎市立川崎高等学校で開催された学校職員向け研修に、D&I(ディーアンドアイ)代表杉本が、研修講師として登壇しました。昨今多様化する生徒個々への支援方法や進路指導についての学びを深めるため、「特別支援教育について」というテーマで開催され、川崎市立の学校職員約30名が参加しました。
概要
日時 :2018年7月26日(木)14:00~16:00
会場 :川崎市立川崎高等学校
参加者 :約30名(川崎市立学校職員)
講師 :遠藤 久恵(Office with a Smile代表、元高津高等学校校長)
杉本 大祐(株式会社D&I代表取締役)
実施内容
学校職員同士のグループワーク形式で、「クラスにいる困り感のある生徒」、「保護者が学校に求めているもの」、「良い先生・良い学校とは」など、特別支援教育だけにとどまらない幅広いテーマで話し合いが行われました。各グループの発表に対して、研修講師である遠藤氏と杉本がアドバイスを行いました。
また、現在障害者枠で就労している当事者(高校在学時に障害者手帳を取得)からのお話もあり、参加者の教員に対して、「先生は自分の考えを押し付けたり、決めつけはせずに、生徒の話をしっかり聞いてほしい」と述べていました。
杉本からは次のような話をしました。
・学校、保護者、第三者(支援機関など)が各自の役割を考え、連携をしていくことが大事
・生徒に対して「〇〇しないといけない」など、無理やり型にはめるだけでなく、本人の特性に合わせて対応
することが必要。
・「仕事の辞め方」「転職」について学校で教えられることは少ない。就職後、辞められないことで二次障害
を発症するケースもある。生徒、保護者に対して将来の情報を示すことも大切。
・手帳を検討している生徒がいれば、一般的なメリットとデメリットを、偏った意見ではなくフラットに提示
することが大事。
D&Iでは障害理解の促進・普及のために、研修会参加を引き続き実施していきます。