オリンピック・パラリンピック教育研修(障害者理解教育)にD&Iが協力団体として参加
2018年7月30日
2018年7月26日(木)、新宿区教育員会主催の「オリンピック・パラリンピック教育(障害者理解教育)」研修に、D&I(ディーアンドアイ)が、協力団体として招待され参加しました。2020東京オリンピック・パラリンピックに向けた障害者理解教育研修として、新宿区立小中学校職員向けに開催され、約70名が参加しました。
概要

平成30年度夏季研修「オリンピック・パラリンピック教育(障害者理解教育)」
主催 :新宿区教育委員会
日時 :2018年7月26日(木)13:30~16:30 (会場:新宿区立愛日小学校)
講師 :村上 光輝 氏(日本ボッチャ協会)
協力 :新宿区社会福祉協議会、福祉教育体験学習協力者及び団体
参加者 :約70名(新宿区立小中学校職員、障害当事者、支援団体職員)
内容 :ボッチャ体験、障害者理解教育の充実に向けた意見交流
実施内容
当日はボッチャ体験と意見交流(グループワーク形式)が実施されました。
前半のボッチャ体験では、普段接する機会が少ない競技のためか、参加者の多くが狙い通りにボールを投げることができず、苦戦している様子でした。
講師の村上 光輝 氏(日本ボッチャ協会)が、「競技を良く知る人が投げ方を教えても、体格や筋肉量が異なるため、かえってアドバイスにならない。それぞれの選手に合わせて、どうしたら投げやすいかを、対話しながら見つけていく」と述べていました。ボッチャを通じて、障害理解の第一歩はお互いに歩み寄ることの大切さであることを体感できる体験でした。
後半はグループワーク形式で以下のテーマについて意見交換が実施されました。
<意見交換のテーマ>
・障害当事者との交流を通じて子どもたちに育みたい姿、学習を通して期待する変化
・学校が障害当事者や関係団体へ学習の中で期待すること
・学校と障害当事者と関係団体がよりよい関係を気付くために必要なこと
グループワークでは次のような発言が出ていました。
・「生徒の方が意外と偏見なく、障害当事者とすぐに打ち解けあうことができる。むしろ、大人に、そういった偏った見方があるのではと気づかされる」
・「目が見えない方の生活について、生徒が話を聞くことで、同じように日常生活を送っていることを知ることが、共生できる社会に近づいていく」
・「オリンピック・パラリンピックが終わってからも、学校として福祉教育を継続できる体制にすることが大切」
D&Iでは、障害者理解の促進のために、研修会参加や出張講座を引き続き実施していきます。
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