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セミナー・講演

NPO法人ぷれいす東京主催「就職支援セミナー」にD&Iが講師として登壇

2018年9月7日

2018年8月24日(金)、特定非営利法人ぷれいす東京が主催する『第10回HIV陽性者のための就職支援セミナー』に、D&I(ディーアンドアイ)キャリアカウンセラー東郷 佑紀 氏が登壇しました。
当日は日本マイクロソフト、株式会社セントメディア、D&Iの3社が登壇し、参加した約30名の当事者に就職に関する講演を実施しました。

概要

日時  :2018年8月24日(金)19:00~21:00
会場  :新宿区内
参加者 :約30名
登壇企業:日本マイクロソフト株式会社
     株式会社セントメディア
     株式会社D&I(キャリアカウンセラー 東郷 佑紀 氏)

実施内容

当日は、参加企業の3社が自社の事業説明が行い、その後、参加者からの就職に関する質問に各社が回答する形式で行われました。
参加者からは様々な質問が出ましたが、その質疑応答の一部を下記に記載します。

【Q】質問 「法定雇用率が上がったので、就職活動はチャンスですか?」
【A】回答 「求人件数は増えているので、就職の機会も広がっていると思います。ただ、大事なことは、自分が希望する求人内容かどうかを、しっかり精査して判断することだと思います。
給与や雇用形態以外にも、募集背景や求める人物像などの企業情報を、支援機関や就職エージェントと協力して情報収集し、自分に合った求人を探すことが大切です。」

【Q】質問 「障害者求人は給与が低い印象ですがどうしてですか?給与が高い求人もありますか?」
【A】回答 「給与が高い障害者求人もあります。また、一般枠の求人であっても、障害のある方を採用するケースもあります。障害者求人の場合、業務上の配慮(一部業務免除、勤務時間の調整、など)をあらかじめ想定し、一般枠の業務量よりも低く見積もった上で求人を募集する場合があります。そのため、給与が一般枠より低くなるケースもあります。

【Q】質問 「免疫以外に精神障害もありますが、就職に不利になりますか?」
【A】回答 「不利にはなりません。どんな障害がいくつあるということよりも、その障害に対する”どのような配慮が、どの程度必要なのか”を自己理解した上で、企業に伝えることがポイントです。企業に対して配慮をお願いしたい点や自分でできる対策など、協力体制をしっかりと明示できるかが大切だと思います。

全体の質疑応答後も、参加者から各企業に対する個別の質問が行われるなど、セミナーは盛況のうちに終了しました。
D&Iでは障害理解の促進・普及のために、今後も積極的にセミナー・講演等に参加していきます。

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