岩国市は、積極的な企業誘致や移住を目指した人口流入施策に取り組んでおりますが、深刻な労働力不足に加え、障害者雇用促進法の改正により売り手は加速し、障がい者雇用ニーズは高まっております。岩国市における障がい者を中心とした潜在労働者層の活躍は2つの社会問題の改善につながるものと考え、D&Iと岩国市は2019 年12 月に障害者のテレワーク推進に関する連携協定を締結しました。その後2021年4月には進出協定を締結し、2021年12月にエンカクサテライト岩国を開設いたしました。

エンカクサテライト岩国は、完全バリアフリー設計であることをはじめ、24時間警備体制など安心のセキュリティや、落ち着いて業務に取り組めるよう十分なパーソナルスペースを確保しており、障がいの有無に関わらず誰もが働きやすい環境を目指したさまざまな工夫を施しています。

PwCは、「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決する」ことをパーパス（存在意義）に掲げています。多様性こそがビジネスの原動力になるという考えの下、障がい者支援・雇用を重要な領域として捉え、インクルージョン&ダイバーシティ（I&D）を推進されています。

PwC Japanは2016年に、障がい者雇用チーム「Office Support Team（以下、「OST」）」を起ち上げました。OSTはPwC Japanグループの各法人から委託された事務を担当するチームで、現在は158名（2023年10月11日現在）のメンバーが多種多様な業務内容ごとにチームを形成し、日々業務に取り組まれています。

このたび、岩国市の企業誘致に関する考え方やD&Iのエンカクサテライト岩国の取り組みに共感をいただき、多様な働き方のさらなる拡大に向け、OSTとして初めてとなるサテライトオフィスを岩国市に開設されることになりました。また、開設に伴い、岩国市で5名の新規採用を予定しており、D&Iも採用のサポートを実施しております。

PwC Japanにおける障がい者雇用は、法定雇用率を達成するという社会責任を動機とするだけではなく、入社後の育成を通した長期的なキャリア形成の支援を重視されています。D&Iは、PwC Japan が目指す「障がいの有無に関わらず誰もが一人の社会人として活躍できる組織」の実現に向け、エンカクサテライト岩国を通してPwC業務を一部サポートしていきます。

＜サテライトオフィス概要＞
所在地：山口県岩国市麻里布町1-5-32 岩国駅前ビル7階 エンカクサテライト岩国内
開設日：2023 年11月1日
業務内容：PwC Japanグループの各法人から委託された事務サポート業務
定員数：5名

本社　　：101-0054 東京都千代田区神田錦町3-3 竹橋3-3ビル5F
設立日　：2009年8月20日
資本金　：10,000,000円
代表者　：代表取締役 小林 鉄郎（こばやし てつろう）
事業内容：
【HRソリューション事業】
・テレワーク型障害者雇用サービス「エンカク」
・サテライト型障害者雇用サービス「エンカクサテライト」
・障害者雇用コンサルティング
・有料職業紹介「DIエージェント」（13－ユー306397）
・就職、転職イベント「BABカンファレンス」
・求人サイト「BABナビ」
・定着支援サービス「ワクサポ」
・就労移行支援事業「ワークイズ」
【教育事業】
・体験学習型放課後等デイサービス「テラコヤキッズ」

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